変化か、変わらぬ現実か パレスチナ人が見つめるイスラエル総選挙
其山史晃
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イスラエル総選挙が27日に投開票される。イスラエルの選挙に参加する立場にない占領下のパレスチナ自治区の人々も、その結果に生活や将来を大きく左右される。選挙を機に状況が変わるのか、それとも変わらないのか、切実な思いで注目している。
「入植者たちが来て、私たちの家も、近所の家も襲われている」
今月19日午前、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のトゥルムスアヤに住むムーサ・ハマイルさん(55)に、同居する妹から電話がかかってきた。妹は泣きながら叫んでいた。
黒服に覆面をした十数人のユダヤ人入植者らは、窓に石を投げつけ、最後には燃える物を使って火をつけたという。急いで帰宅したハマイルさんは近隣住民とともに火を消し止めることだできた。ハマイルさんはその日のうちに、再び侵入されないよう家の周囲にワイヤを張った。
自宅から約1キロの場所には…
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この記事を書いた人
- 中東アフリカ総局長
- 中東、安全保障、地政学、テロリズム
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