韓国、北朝鮮が国連安保理に書簡 軍事境界線めぐり応酬 続く緊張
ソウル=貝瀬秋彦
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南北の軍事境界線付近で起きた地雷爆発などをめぐり、韓国と北朝鮮がそれぞれ国連安全保障理事会の議長に書簡を送り、非難の応酬を続けている。韓国側は北朝鮮に軍事当局間の会談を提案しているが、北朝鮮側に応じる動きはなく、緊張した状況が続きそうだ。
軍事境界線の南側で9月21日、地雷が爆発し、韓国軍兵士3人が負傷した。韓国は北朝鮮が埋めた地雷によるものと結論づけ、朝鮮戦争の休戦協定違反にあたると主張している。韓国政府関係者によると、安保理議長宛ての書簡ではこうした説明とともに北朝鮮に謝罪と責任ある措置を要求し、緊張緩和に向けた対話などを促す内容が含まれているという。
これに対し、北朝鮮も10月25日に安保理議長に書簡を送った。26日の朝鮮中央通信によると、書簡は地雷の爆発を韓国による「自作自演劇」だと主張。北朝鮮が境界線付近で進める「要塞(ようさい)化」は国連憲章や国際法に合致した主権行使だとした。
韓国軍は、要塞化の作業の過程で北朝鮮兵士が越境しているとして警告射撃などで対応してきた。これに対し、北朝鮮は書簡で「極めて無謀な挑発行為」だと非難し、国連憲章違反だと主張した。
そのうえで、「韓国が主権を侵害するなら、あらゆる結果の責任は韓国が負うことになる」と警告した。
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この記事を書いた人
- ソウル支局長
- 朝鮮半島、東南アジア、核問題、人権問題
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